ダンス教室の集客5つのポイントを徹底解説【2023最新版】

ダンス教室_スタジオ

コロナ禍の煽りを受け、各ジャンルのダンスから苦しいお声が多く聞こえます。
健康需要の高まりを追い風に、2023年は反転攻勢をかけたいところ。

集客の方法は様々あれど、大掛かりなものは中々取り組みづらいのも現実かと思います。
そこで本稿では、成果の見込める集客の方法を取り組みやすい順」に並べました。

ページの最後に、トータルサポートについてもご案内しておりますので、ご一読いただけますと幸いです。

1. Googleビジネスの活用

取り組みやすさ:★★★★★
費用の抑えやすさ:★★★★★

習いごと_Googleビジネス耳馴染みのない名称かもしれません。
Googleで、教室名や「ダンス教室 地域名」等のキーワードを入れて検索すると、一番上に出てくるアレです。

Googleが提供している無料のサービスですが、これがWEB集客の成否を本当に大きく左右します(一番上に出てくるくらいですから、当然と言えることですが)。

下図に示される通り、この「Googleビジネス」からの成果は、1ヶ月間におけるWEBサイトへのアクセスが97件、電話が49件と圧倒的です。

一方で、1ヶ月で成果が数件に留まる教室も多くあり、明暗が大きく分かれる部分でもあります。

明暗を分けているのは他でもなく「掲載順位」と「反響率」です。
そのための取り組むべきポイントについて解説します。

参考:Googleビジネスを管理する方法
(外部ページにリンクします)

1-1. 基本情報を充実させる

ビジネスのプロフィールとして、教室の基本的な情報を掲載することができます。
検索されたキーワードとの関連性が高いものが表示されるので、ビジネスプロフィールを充実させる事が肝要です。

・ビジネス名(教室名)
・営業日、時間
・電話番号 ・問い合わせURL
・商品、サービス
・その他説明

Googleビジネス_カテゴリ「カテゴリ」欄は業種・業態について選択して表示することができる部分です。
「メインカテゴリ」1つと「追加カテゴリ」を複数設定できます。

選択肢は現在(2022年10月)のところ網羅的には用意されていない状況です。

ダンス教室関連の選択肢:
・「ダンス教室」
・「バレエ教室」
・「社交ダンスインストラクター」
・「ダンスクラブ」
・「Hip hop dance class」

前述の通り、上位表示のために検索キーワードとの関連性を高めたいところ。
カテゴリについては選択肢を待つのみですが、「説明(下図)」部分は任意の文章を掲載できます。

「フラダンス」「ベリーダンス」などのジャンル名に加え、「ハーラウ」「教室」「体験」「初心者」などのキーワードを説明文内に盛り込むことで、関連性を高めることができます。

1-2. クチコミを集める

Googleビジネス_ダンス教室「評判」が可視化されたものであり、掲載順位・反響率の両方に大きな影響を与えます。

クチコミの「平均点」「数」ともに重要で、前項とは異なり一朝一夕で成し得ません。

また、満足していただいているお客様であっても、こちらから働きかけずにクチコミ投稿までしてくれるケースは稀です。

多少気恥ずかしい部分もありますが、投稿をお願いしてみてはいかがでしょうか。

まずは「同地域で口コミが一番集まっているダンススクール」の平均点・数を目標に頑張ってみましょう!

※トータルコンサルティングサービスをご依頼いただいた方には、口コミ記入を促進ツールを作成してお渡ししております。

1-3. こまめに情報を更新する

初期設定(「2−1. 情報を充実させる」)の完了後も、放置しない方がベターです。
最新情報の投稿祝祭日の営業情報など、情報がアップデートされていればGoogleの評価も高くなり、ユーザーからの信頼にも繋がります。

また、割引キャンペーン等の一時的な情報も掲載できるので、活用の余地は大きいのです。

ダンサーならではの活用ポイント?

ダンス講師の皆様の中には、複数の拠点・レンタルスタジオ等で活動されている方も少なくないかと思います。
各拠点でGoogleビジネスプロフィールを登録できれば、その分集客エリアが増えることになります。
そういった運用の可否について、施設の運営者の方に尋ねてみてはいかがでしょうか。

 

 

2. ポータルサイトの活用

ポータルサイトとは(この文脈においては)、各業種ごとの事業者をまとめた機能を有するものです。
「ぐるなび」さんや「弁護士ドットコム」さんのようなイメージです。

「ダンスを習いたい人が、ネットで教室を探すときに使う」サービスですから、多くの方に教室を知ってもらい、魅力を伝える機会を創出します。

運営に甚大なコストを要するため、月額会費や決済手数料といった形で運営会社への支払いがあるケースが殆どです。

2-1. 無料のポータルサイトを活用

取り組みやすさ:★★★★☆
費用の抑えやすさ:★★★★★

大人の習いごとナビ_キャプチャ手前味噌ではありますが、当サイト「大人の習いごとナビ」は教室から費用を頂かない、稀有なポータルサイトです。

また、レッスン料から中抜きするなど、弊社へのマージンも発生しません。

レッスン料は生徒様からお教室様へ直接100%お支払いいただきます。

各種ダンス教室様からの掲載のお申し込みも多く頂いております。

お試し程度に、お気軽にお申し込みください。
生徒様側より月額会費を頂くことで、運営費を賄っております(詳細はこちらをご覧ください)。

 

2-1. 有料のサイトは慎重に

取り組みやすさ:★★★★☆
費用の抑えやすさ:★☆☆☆☆

有料のポータルサイトもあります。
課金の形態は様々で、大きく分けると①月額費用として徴収するもの②サービスを通して支払われたレッスン料の数%を徴収するものの2つに分類されます。

①のサービスは費用倒れの可能性が有り得ることを鑑みると、「エリアの内ユーザー数」や「競合するダンス教室の数」などを聞き出し、費用対効果を見極めることをお勧めします。

それが難しい場合は、②の形式を試してリスクを抑えるのも手かと思います。

 

 

3. 自社サイトの運営・強化

3-1. SEO対策

取り組みやすさ:★★★☆☆
費用の抑えやすさ:★★★★

習いごと_SEO対策耳にしたことのある方も多いかもしれません。
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の頭文字を取ったものです。

簡単に言えば「ダンス教室+地名」などで検索された際に、上位に表示されるための取り組みを指します。

昨今のネット社会において、大企業であれば一段階の順位変動で数百〜数千万の売上が左右されることもあり、
SEO対策は専門の業者が数々存在するほどに重大なテーマとなっています。

しかしながら、ダンス教室等の小規模・ローカル事業で精力的に取り組んでいる事業者は比較的少なく、大いにチャンスが有ります。

数々の要因が絡むこのSEO対策ですが、本稿では敢えて端的に「効果が出やすく、取り組みやすい」施策をご紹介します。

3-1-2.タイトル等の見直し

例えば「社交ダンス 神田」というキーワードがターゲットなら、これに「教室名」「訴求力のあるワード」を加えて・・
「社交ダンスXXXXX|神田駅X分|初回体験XXXX円」といった具合のタイトルに設定されることをお勧めします。

タイトルだけでなく、その下に表示される説明文(「descriptionタグ」と言います)も同様です。
文字数に余裕がある分、より多くの文言を盛り込み、文章として訴求できるよう修正を行うと効果的です。

単純な話ですが、これだけでも目に見えて順位・クリック率が向上することも少なくありません。

参考:ソースコードを表示する方法
(外部ページにリンクします)

参考:WordPressでサイトのタイトルを変更する方法
(外部ページにリンクします)

3-1-2.キーワードの見直し

「XXダンス」を中心とした関連キーワードがページ内に多く盛り込まれていると、上位表示されやすい傾向があります。

かといって、とにかく無造作に沢山埋め込めばよい、というわけではありません。
あくまでユーザーが読み進めたく感じるような、自然な文章の中に散りばめられていることで、検索エンジンからの評価アップに繋がると考えられています。

しかし、「ダンス教室を中心とした関連キーワード」と言われてもピンとこない方も多いと思います。
そんな場合は、ラッコキーワード等で「共起語(検索エンジンが「関連度が高い」と認識してくれやすいワード)」や「サジェスト(一緒に調べられているワード)」を調べてみると、候補が沢山得られるのでオススメです。

ちなみに、「ダンス教室」の共起語を調べてみると、関連度の高いワードTOP10は下記の通りでした。

共起語共起数/ページ全体共起数/タイトル
体験55
レッスン1584
スタジオ925
スクール10111
クラス55
受講33
初心者561
ジャンル38
受付121
大人20

 

3-2.スマホ最適化

場合によっては抜本的な改善を要してしまいますが、「スマホでも見やすいサイト作り」という点はきわめて重要です。
WEB閲覧の70−80%をスマホユーザーが占める今日、スマホで閲覧しづらいページは反響に繋がりづらいだけでなく、前項の「SEO対策」=上位表示も大きく遠のくこととなってしまいます。

「PC向けに作ったサイトの見た目が、そのままスマホに反映されている」という場合は要注意。
(指標としては、Google提供の「モバイルフレンドリーテスト」が分かりやすいかと思います)

WEBサイト制作(リニューアル)を依頼した場合の相場は50万円〜300万円ほどと、やはり少々値が張る買い物ではあります。
しかし、今日ではWixなどノーコード(ややこしいコードを書かない)でWEBサイトを作成できるサービスも進化しています。

 

 

4. WEB広告の活用

取り組みやすさ:★★★☆☆
費用の抑えやすさ:★★☆☆☆

習いごと_WEB広告「お金がかかる」という点については言うに及ばずですが、それを補って余りあるメリットがあるのも事実です。

「なんとなく難しそう」というだけでWEB広告に触れずにおくのは、もったいないかもしれません。

広告の費用対効果を決定付けるのは、何と言っても「ターゲティングの精度」を置いて他にありません。

下記の各種広告について共通して言えることですが、精度が日に日に増しています。

4-1. リスティング広告

検索連動型広告とも呼ばれるもので、検索されたキーワードに対応して表示される広告です。
「ダンス ダイエット」というキーワードで検索した
XX駅から半径○○km以内の
XX代の女性、といった具合にターゲットを絞ることが可能です。

ダンス教室をまさに今探している人にリーチできるので、効果は絶大です。
その分、1クリックの単価は高くなる傾向があります。

ダンス教室_キーワード

ざっくりとした計算ですが、
クリック単価を100円、反響率を4%と仮定すると、2,500円で1件の問い合わせを獲得する」というパフォーマンスをどう見るかが、実施可否の判断基準かと思います。

参考:リスティング広告の設定方法
(外部サイトにリンクします)

4-2. ディスプレイ広告

検索した際に表示されるのではなく、WEBサイトやアプリ内に表示される広告です。
通販サイトでチェックした商品が、その後しばらく広告として追いかけてきたりするアレです。

エリア、年齢・性別に加えて、
「普段どんなことに興味を持っているか」「どこに広告を表示するか」といったターゲティングを加えて運用することが多くなります。

・XX駅から半径○○km以内の、
・XX代の女性が、
Youtubeで統一全日本ショーダンスの動画を観た時に表示する、といった具合です。

また、いずれの広告にも言えることですが、時間の指定も可能です。

平日昼間の稼働率が悪ければ、主婦層向けに日中に絞って出してみたり、
社交ダンス熱が高まる「Dの旋律」放映後1時間以内に限定して広告出稿、なんて方法も。

先述のリスティング広告とは異なり、「パーソナルジムを今まさに探している人にリーチできる」というものではないため、反響率・クリック単価ともに低くなります。

参考:ディスプレイ広告の詳細・設定手順
(外部サイトにリンクします)

反響率によってコスパが大きく変わる

WEB広告は、クリックしたユーザーが自社サイトに飛び、詳しく読んで関心を高めてもらう形が基本です。
したがって、自社サイトの出来(≒反響率)によっても費用対効果が変わってきます。
「今はまだサイトに自信が無いな・・」という方は、有料の広告出稿は見送るのも一つの選択肢です。

4-3. ローカル検索広告

その名の通り、ローカル(=地域)でお店や教室を検索した際に、Googleマップに紐付けて表示される広告です。
表示されるのは、1でお伝えした「Googleビジネス」です。

前述のリスティング広告、ディスプレイ広告と比較すると知名度が低く、競合も少ないため、比較的トライしやすい広告と言えます。
「ダンス教室」でのクリック単価は、150-250円程度に落ち着くエリアが多い様子です(2022年10月現在)。

少し特殊なのは、「Googleビジネス」の充実度や、それが検索キーワードとの関連性が高くないと、表示される回数が減ってしまうという点です。
Googleビジネスが充実している教室様は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考:ローカル検索広告の設定手順
(外部サイトにリンクします)

 

 

5. その他

取り組みやすさ:★★☆☆☆
費用の抑えやすさ:★★★★☆

SNSでコンテンツがひとたびヒットすれば、費用をかけずに多くの認知を獲得することができます。

しかし、それを狙って取り組む教室も多く、全国の教室が露出を競う状況となっている現状があります。
有り体に言えば、コンテンツ映えするデザインや文章、容姿など、再現性が低い部分が成否を分ける要素として存在します。

この点に自信のある方は、トライしてみてはいかがでしょうか。

5-1. Youtube

Youtube_arefs慣れている方を除いて、検討・撮影・編集に多大な工数を要するのが通常ですから、せっかくYoutubeを頑張ってみるのなら関心を集めているテーマを選びたいものですよね。

ahrefsでは、Youtubeにおいて「ダンス」を中心として検索されているキーワードと、その検索数を調べることが可能です。

多く検索されているキーワード(→テーマ)のうち、競合に強いコンテンツが少ないもの=狙い目、という考え方が基本となります。

資金が潤沢にある教室様は、撮影・編集を制作会社に依頼してみるのもお勧めです。

また、ランサーズ等を利用し、フリーランスの方に依頼することで費用も比較的安く抑えられる傾向があります。

5-2. twitter・Instagram

twitter・Instagramに共通して言えることですが、本格的に運用する場合は、ユーザーに受け入れられるコンテンツ作りとその頻度が要件と言っても過言ではありません。

コンテンツがヒットした際の爆発力で言えば、SNSのそれは確かに比類無いものです。
しかし、「再現性」という点では高くなく、徒労に終わるケースが多いのも事実。

集客活動に割くことのできる人的資源や資金は限られており、小規模な教室運営者となれば尚のことと思います。

数日に一度のペースで文章・画像の作成ができる方、もしくはこれを外部に委託できる資金力がある場合を除けば、下記ポイントの1~6(太字部分)を設定しておく程度でも良いかもしれません。

1.ターゲティングを行い、ビジネスアカウントを作成する
2.アカウントのプロフィールを充実させる
3.他のSNSと連携する
4.投稿画像は「いいね」ではなく「保存されること」を意識
5.超重要なハッシュタグとキャプション(文章)
6.コンバージョンに繋がる導線を設置する
7.ジオタグを設置する
8.毎日ストーリーと投稿を行う
9.ユーザーとこまめにコミュニケーションを取る
10.インサイト分析を行い、仮説検証を繰り返す

マーケドリブン『インスタ集客を成功させるコツ10選』より

 

6. まとめ

6-1. お手本は転がっている

WEBやSNSを活用した集客の有難い点は、教室の大小に関わらず、ある程度フラットにチャンスがあるという部分にあります。

また、もう一つに、「見本・お手本をいくらでも見ることができる」という点にあると思います。

WEBサイトの掲載順位が高いダンス教室は、どんなサイトを運営しているか。
SNSであれば、フォロワーや「いいね」が多いアカウントは、どんな頻度でどんな投稿をしているか。

反響数や売上を外から窺い知ることはできませんが、それを推測する材料にはなります。
「外から見える部分は、できる範囲で真似してみる」という姿勢こそが、WEB時代における、他ならぬ商売繁盛のポイントです。

6-2. 餅は餅屋にご依頼ください

そうはいっても、日常の業務がある中で、本腰を入れるのも難しいという方は多いと思います。
弊社では、このページでお伝した大部分に対応するコンサルティングサービスをご提供しております。

月額費用59,800円(税別)× ご契約期間6ヶ月

施策内容実施可否
WEBサイトの制作×
外部委託業者の選定には対応致します。
弊社にご依頼いただく場合は、別途費用:¥200,000〜を頂戴します。
titleタグ・descriptionタグの修正
Googleビジネスの最適化
SEOコンテンツのご提案
Googleビジネスの最適化
リスティング広告の運用
ディスプレイ広告の運用
ローカル検索広告の運用
Googleビジネスの運用
Youtube・SNSの基礎設定
Youtube・SNSの運用代行×
外部委託業者の選定には対応致します。

具体的なお困りごとや実施したい内容など、オフライン・オンラインでのお打ち合わせにてお聞かせください。
対応が必要な施策やそのボリュームに応じて、ご提案させていただきます。

押し売りはしません。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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